こんにちは!
最近、こんなご相談を受けました。

勉強や経験になるから低単価でも案件を受けています。でも時間がなくて、本当にやりたい案件に取り組めていません。
う〜ん、わかります。過去のわたしもそうでした。Webデザインスクールを卒業し、「みささんデザインができるなら・・・」とデザインをご依頼いただいたものの低単価。それだけでは収入が十分に得られないので、そんな感じの低単価案件をあれこれと引き受けて、気づけばフル稼働しているのに収入はこれっぽっち・・・。
気づけばひとりブラック企業です。子どもたちのお迎えも夕方ギリギリになり、帰ってからはバタバタとご飯やお風呂を済ませ、大して触れ合う時間もなく寝かしつけ。寝落ちしないようになんとか目を開けて踏ん張って、起き上がってはパソコンへ向かいカタカタ作業。寝落ちしてしまった日には早朝3時に起きて作業開始。そんな生活を送っていました。
思い描いていたフリーランスと何かが違う・・・。
今でこそ私はこんな生活は送っていませんが、案件を抱えすぎている割に収入は稼働時間に見合っていない。あなたはそんな働き方になっていませんか?
フリーランスママがやってはいけない低単価案件
まず言います!フリーランスママは、低単価案件の沼にハマってはいけません!低単価案件の場合、数をこなさないと大きな収入になりません。数をこなすためには、時間が必要になります。
でも、フリーランスママのわたしたちには、1日何時間仕事に使える時間がありますか?
朝、小学校や保育園に子どもを送り出して家事を終えて9時にお仕事開始、早ければ14時頃には子どもが帰ってくるご家庭もありますよね。お昼ご飯の時間を抜いて、1日に稼働できるのは4〜5時間です。しかも平日だけ。週5日で計算したら1週間で稼働できる時間は20〜25時間です。
例えば、1件3,000円のバナー制作に1時間かかったとして、月に制作できるのは20件。(事務作業ややりとりに要する時間を除く。)
3,000円×20件=60,000円。1ヶ月フル稼働して60,000円です。どうですか?多いと感じるでしょうか?少ないと感じるでしょうか?
売上の公式
ここで、売上の公式を紹介します。
売上=客数×客単価
あなたが月に20万円稼ぎたかったら、1万円の商品であれば20人に売ることが必要になります。5万円の商品であれば4人に売る必要があり、20万円の商品なら1件で済みます。
3,000円の商品であれば、67人に販売する必要があります。現実的ではないですよね。つまり、客数を増やせば増やすほど、時間が必要になってきてしまいます。
もうお分かりですね。客数ではなく、客単価を上げることが大切になってきます。時間がないフリーランスママだからこそ、数を増やすのではなく単価を上げる努力が必要です。
単価をいきなりあげられないあなたにおすすめの方法
とはいえ、いきなりクライアント様に「来月から◯万円値上げします」とも言いにくい、急に値上げができない気持ちもよくわかります。低単価の沼から抜け出すおすすめの方法を1つご紹介します。
それは、高単価サービスを商品ラインナップに入れるということです。
あなたのホームページのサービス一覧に、高単価商品を置いてみましょう。例えばこんな感じ。
①10万円のLP制作、②20万円のホームページ制作、③40万円のフルオーダーメイドホームページ
③の40万円なんて売れないよーとドキドキするかもしれません。でも、出していないと売れることは絶対にありません。出していると売れることもあるんです。
百貨店のジュエリーショップに行ったことはありますか?そこには自分が到底買えないと思うようなジュエリーも売ってませんか?誰がこんな高いの買うんだろうと思ったりもしますが、お店には出してあります。それは、その商品を買い求めにくるお客様がいるからです。でもそのジュエリーがお店に並んでいなければ、買おうと思った方も買えないですよね。それと同じです。
あなたの商品ラインナップの中にある高単価商品も、欲しいと思う人がいるかもしれません。1件、ちょっと勇気を出した価格の商品を出してみましょう。売れたら、その時に全力でサービス提供をさせていただけばいいんです。
それが売れたら、あなたのサービス提供や単価に関する意識はきっと変わります。そうすれば、低単価の沼からは抜け出せるはずです。
1日の限られた時間でお仕事をしているフリーランスママだからこそ、低単価の沼から抜け出して子どもとの時間も楽しめるママになりましょうね!
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