女性起業・フリーランス

起業したのに進み方がわからない…ママ起業の悩みを抱えた経験と改善策

2024年3月16日

みさ
みさ

こんにちは!心地よく働きたいフリーランスママのビジネスコンサル、小田未紗です。
タスクと時間に追われる毎日から卒業したい方のサポートをしています。

これまで、2つの記事で私がスキルなしコネなし副業未経験からママ起業の道へ進んだ経緯をお話しています。

ものすごく悩んだ結果、会社員を手放してママ起業の道を選んだ私。

一見、順風満帆そうに見えますが、実は大きく悩んだポイントがあります。

それは、起業してこのまま進んでいいのかという不安に襲われたことです。この記事では、その時の心境やどう対策をとったかをお伝えしていきます。

この記事がおすすめな方

  • 起業したが、今悩みを抱えている方
  • このまま進んでいいのか不安を感じている方
  • 時間やタスクに追われる毎日になってしまっている方
  • 低収入から抜け出せない方

ママ起業から1年、時間に追われる毎日に戻る

2022年春にWebデザインを学びフリーランスになることを決め、2022年6月に長年勤めた会社を退職した私ですが、それから1年後、新たな悩みを抱えることになりました。

それは、時間に追われる毎日にまた戻ってしまったということです。

フリーランスを目指したきっかけの記事でお伝えしたとおり、私は会社と保育園の往復のみの毎日や年子のワンオペ育児の中で、常に時間に追われていっぱいいっぱいの毎日を送っていました。

忙しい毎日を過ごし、自分の時間も取れず、大切な我が子にイライラをぶつけてしまっていました。

こんな生活から脱したい、そう思って働き方を変える決意をしたはずなのに、気づけばまた同じような毎日を過ごしていました。

1日10時間の稼働時間

2023年夏、ありがたいことに仕事がなくはなかったのですが、当時の稼働時間は1日10時間。

早朝3時半に起き、子どもが起きてくるまで仕事。そして保育園に送った後にはまた仕事。

お迎え時間になるギリギリまでパソコンに向かい、ランチタイムも仕事をしながら昼食をとっていました。

フリーランスを目指したきっかけの記事と状況は変わらずワンオペ家庭なので、土日は私が子どもたちを公園へ連れていくのですが、その際にも「早く帰って仕事の続きをしなくては。」と考えていました。

家では子どもたちに好きなテレビを観せ、隙さえあれば私はパソコンへ。1日中仕事のことを考えていました。

こちらは当時のタイムスケジュールです。これでは、会社員の時の方が仕事時間は少なく、土日は子どもと遊ぶ時間もあったように思います。

自分時間なんてものは当然ありません。会社を辞める前に感じていた「ゆっくり美容院に行けるようになりたい」というささやかな自分の願いさえも叶えてあげることができなくなっていました。

起業したのに進み方がわからない…ママ起業の悩みを抱えた経験と改善策

ママ起業して、稼働時間の割に収入にならない月も

起業したのに進み方がわからない…ママ起業の悩みを抱えた経験と改善策

会社員時代の倍近く働きひとりブラック企業になっていた私ですが、収入も会社員の倍になっていたかというと・・・そうでもありません。

もちろん、稼働時間が増えた分だけ収入は比例して増えていました。でも、どう考えても稼働時間の増え方の方が圧倒的に大きくなっていたのです。

子どもとの時間、自分の時間を犠牲にして働いていたのも関わらず、稼働時間の割に稼げていないフリーランスになってしまっていました。

「急ぎだから誰かお願い」「予算がないからなるべく見積もりは低く」

自信がなく強気の見積もりを出すこともできず、先方の言い値のままに契約し、時間を切り売りするフリーランスになっていました。

これって私じゃなくてもできるんじゃない?

お金をいただいて嬉しいはずなのに、それと同じかそれ以上に、終わってほっとする疲労感やもやもやを抱えることもありました。

このままママ起業の道を進んでいって未来はあるのかという不安

今の状況のまま進んでいって、自分の将来は明るいのか?もしかしてずっとこのまま低収入で時間に追われる毎日を過ごすんだろうか?

そんな不安が、私を襲ってくるようになりました。

働き方を変えたいと思ってママ起業への一歩を踏み出しました。それから1年間、スキルを身に付けたり積極的にお仕事に取り組んだり、とにかく一生懸命な毎日を過ごしていました。

でもこの先もずっと私は、時間に追われ、子どもとの時間を食いつぶし、会社員以上や以下をいったりきたりする収入に一喜一憂しながら過ごしていくんだろうか。

そう思うと怖くなりました。

相性の合わないお客様に出会ったり、睡眠時間を削って仕事をしたり、このままの生活を続けるくらいなら、事務で働ける仕事を探した方がいいのかな、近所でパートでも探した方がいいのかなという思いも頭をよぎり始めました。

ママ起業して、自分のビジネスを見直す時間を買う

起業したのに進み方がわからない…ママ起業の悩みを抱えた経験と改善策

その頃、業務委託として働いていた勤務先で、主婦ママ向けのビジネスコンサルという職業の方がいることを知りました。

なんだそれは!?と思った私は、調べて一瞬で新しい世界を知ることになりました。

1日4時間×週3日の働き方をしているママ起業家が、この世にはいる。しかも、東京ではなく地方にいる。

急に、希望が湧いてきました。

そして私はその勢いで無料相談に申込み、自分のビジネスを見直すことを目的に、講座へ申し込むことを決めたのです。

講座には、私と同じようにママ起業をしてがんばっている仲間がいました。

それまで私は、あまり同じフェーズ(段階)のフリーランスの友達というのがいなかったので、こんなに多くのママ起業家がいるということにも驚きました。

そして毎月、講座を受ける時間を持つことにしました。

当時は先ほど書いた通り1日10時間働いていました。もう私には隙間時間はありません。

それでもなんとかして講座の日はスケジュールを空け、講座を受けるようにしたのです。

時間はないように思えて、空けようとすれば空けることができるとわかったのもこの講座のおかげです。

ママ起業最大の改善ポイントはひとりで頑張るのをやめたこと

その講座を受けることを通じ、私は自分のビジネスを見つめる時間を持つようになりました。

講座の時間だけでなく、その後も「こうしたい、ああしたい」が湧き出てきます。すると、自分のビジネスを考えること、自分の未来を考えることがとても楽しくなりました。

そのまま私はコンサルを受け、ひとりの頭で考えるよりも頼れる人に頼った方がいいということを知りました。

自分ひとりのちっぽけな頭では考えつかないようなアイデアや、自分がやりたいと思いながらうまく言語化できなかったことがどんどん言葉として出てくるのです。

もちろん、途中でうまくいかず涙したこともあります。それでもコンサルさんや、同じように頑張る仲間に支えられ、そして自分の理想の未来に支えられ、ママ起業を続けることができました。

ターニングポイントはビジネスを見直す時間を作ったこと

時間に追われる毎日、もう起業よりもパートになってしまおうかなという考えが出てきた頃に、自分のビジネスに向き合う時間を作ったことが最大のターニングポイントでした。

講座でビジネスの基礎を学び、自分に足りなかったものや起業の道を進むなら考えるべきのことをそれまで考えていないということが多かったことに気づきました。

ビジネスの基礎は、SNSや無料記事を読んでわかった気になっていました。

でも、本当に「わかった気になっている」だけでした。記事を読んだだけ、情報を得ただけで、行動したつもりになっていたのです。

知識は持っていても役に立ちません。使って初めて役に立ちます。

それを学び、考え、実行に移すことができたのは、それができる時間と環境を買ったからです。

あの時間がなければ、今もまだ稼働時間ばかりに追われるフリーランスを続けていたか、パートを探す選択を取っていたことでしょう。

自分時間も楽しめるママ起業家になる

起業したのに進み方がわからない…ママ起業の悩みを抱えた経験と改善策

そうして私は、ママ起業の道を諦めずにまた前へ進むことができました。

その結果、会社員を辞めてもうすぐ3年目を迎える今、自分が心から楽しいと感じる仕事、好きだと思うお客様と仕事ができるようになりました。

平日に自分の時間も取れていますし、週2〜3回ジムにヨガにも通っています。美容のサロンにも通うことができ、1日4時間×週3日とはいかないまでも、平均すると1日6時間×週3.5日くらいにはなれている気がします(笑)

心地よく働くヒントをメルマガでお届け中

メールマガジンでは、フリーランスママが心地よく働くためのヒントやサービスの優先案内をお届けしています。無料ですのでお気軽にご登録ください。

▽登録はこちら

  • この記事を書いた人

小田未紗

週4稼働で自分時間を手に入れる
フリーランスママの起業コンサル

「自分時間も家族時間も大切にしながら働きたい」
と思って30代未経験の会社員からフリーランスになりました。

「あなたのサービスを待っている人に、あなたのサービスを届けることで幸せをつなぐお手伝いがしたい」という想いを持って、夢に向かって一歩踏み出した女性のサポートをメインに活動しています。

▫️Webセールススタイリスト®️
▫️6歳4歳の年子ママ|愛媛在住

-女性起業・フリーランス