「ただ家にいたいだけじゃない」
私は2022年5月まで、会社員として働いていました。
主人は海外単身赴任、子どもは1歳3歳、正社員で出勤が必須、そんな状況で、私は会社員として働きながらのワンオペ育児に疲れ、会社を辞めることにしました。
会社を辞めてすぐWebデザインを学びにスクールへ通い、同時に起業しました。
そこから数ヶ月はほぼ学生のような生活ではありましたが、専業主婦ではありませんでした。
ですが、周囲からは「一回働くの辞めたら?」だったり、主人からは「大変なら、単身赴任の間は働かんでもいいんで」と言われました。
確かに、会社を退職する前、働きながらの子育てやワンオペ育児に疲れてはいました。
いっとき、ゆっくりと過ごす時間があってもよかったのかもしれません。
でも私は、疲れたからと言ってただ家にいたかったわけではないんです。
ママ起業したからといって、ただ家にいたいわけじゃない
時間や場所に縛られない働き方に憧れてはいましたが、「通勤がなくなってよかった〜!」とか「自分のペースで家で仕事ができて最高!」という働き方だけを目指していたのではありません。
働きながら、子育てもしながら、自分時間が欲しかったんです。
会社退職を決意する前にそれを周囲に相談すると、「それは欲張りだよ」とか「そもそも母親だからね(自分時間は我慢)」ということも言われました。
「私ってわがままなのかな?」と悩みました。
でも私は、もし誰かにこれを相談されたら、これがわがままだなんて全く思いません。
そしてさらにいうと、自分時間も欲しかったのが1番の理由なのですが、ただ家にいて自分時間を確保するのではなく、自分も社会の一部だということを感じながら、過ごしたかったんです。
自分も社会の役に立っているという実感を得ながら過ごしたいし、無収入で旦那さんに気を遣いながら過ごしていくのは嫌だったんです。
(専業主婦の方を否定するつもりは全くありません。私の場合です!)
専業主婦を疑似体験した育休期間
私は2人の子どもを育てていますが、2回の育休期間、どっぷりと専業主婦気分で育休を楽しんでいました。
今も、きっとその頃も、育休期間を活用して新たな学びを始める方もいらっしゃいますが、私はそんなこと1mmも考えたことはありませんでした。(そんなことができるなんて知りませんでした!なので育休中に学ぶママさんを尊敬しています。)
子育て支援センターのイベントへ足繁く通い、子どもと毎日公園へ行き、育休から復帰した時には、周囲のオフィス女子たちの肌の白さに自分が恥ずかしくなるくらい、日焼けしながらも遊んでいました。
でも、旦那さんにお金のことで気を遣うことはありませんでした。なぜなら、一時的な育児休暇であり、育休手当ももらっていたからです。それに、子どもと過ごすことが私の今の仕事(やること)だと思っていたので、本当に楽しんでいました。
ただ、それが会社を辞めてまで育児に専念したいかと言うとそれは私には違いました。
自分の経済的自立があった上で、自分時間も楽しみたかったんです。
私にとっては、家族時間も自分時間もとても大切な時間です。
経済的自由は欲しいですが、この時間を犠牲にした働き方をするつもりはありません。
私はつい1年前まで、家族時間や自分時間を犠牲にした働き方をしてきました。
新しく出会う起業の世界が楽しくて、目の前の案件に飛びついていました。子どもと過ごす時間にも罪悪感を感じながら仕事、さらに、収入を得るために時間を犠牲にしました。
でもある日、それは自分が目指す理想の働き方ではないと気づいたんです。
自分の日常において、家族時間や自分時間は大切にしたい。
その上で、お客様のために自分ができることで貢献し、喜んでもらえる関係性でいたい。
わがままだと思いますか?笑
でも私は、それができると知ったし、実現できてきている体感があるので、この理想は間違っていないと信じています。
主婦ママ起業家の私が大切にしたい働き方
あなたはどうですか?
「億万長者になりたい」とか、「働かなくてもお金が入ってくる生活がしたい」とかそんなことが起業の第一歩目ではなかったと思います。
「自分のビジネスはこれです」と胸を張って言える自分でいたい。
自分の息抜きのために旦那さんに気を遣うことなくお金を使いたい。
子どもがやりたいと言ったことをお金を理由に諦めさせることなく経験させてあげたい。
そして何よりも、家族と過ごす時間を大切にしたい。
そんな気持ちで、起業したのではないでしょうか?
もしそうだったら、その道は実現できます。そのためのサポートを私はしています。
家族時間も自分時間も大切にしながら、お客様に貢献する。
この働き方が私の理想であり、お客様にも届けたい働き方です。