こんにちは!心地よく働きたい主婦ママ起業家のビジネスコンサル、小田未紗です。
サービス作りとWeb集客の側面から、ビジネスの土台作りをサポートしています。
2023年秋〜2024年春、実は私のビジネスにおいて大きく変化した半年間でした。
今日は、フリーランスママの私がやることに追われる毎日から変化した半年間の記録をお伝えしていきたいと思います。
こんな方におすすめ
- やることに追われる毎日を過ごしている方
- 現状に不安や焦りを抱えている方
主婦ママ起業した私が、時間とタスクに追われていた頃
2022年夏頃、Webデザインスクールを卒業して半年。私はデザインが得意なオンライン秘書として活動をしていました。
やっていたことは、バックオフィス(事務)のサポートとデザイン業です。
ありがたいことにご紹介でお仕事をいただき、主に同じ地域の方とお仕事をさせていただいていました。
その頃一番忙しかった案件は、チラシやLP(ランディングページ)の制作の案件を複数抱えていたことです。私はディレクションをしながら一部Webデザインも担当していました。
同時に、ビジネスに関する講座でブランディング・マーケティング・セールスを学んだ頃だったのですが、「これはひとりでビジネスをしている個人事業主には必ず必要だ!」と思い自分でグループ講座を行ったりもしていました。(当時モニターさんとして自分からお誘いさせていただき、無償でやっていました。)
他にも個人事業主の女性を個別サポートさせていただいていたり、Webデザインスクールで主婦ママ向けクラスの副担任をしていたり、多くのことを抱えていました。
どれも楽しくやらせてもらっていたのですが、稼働時間は増える一方。
早朝に起きて作業し、子どもたちを急かすように保育園に送り出してからは、ひたすらパソコンに向かう毎日でした。
そして、16時半までにお迎えに行きたいのに(保育園的にこの時間が保育形態が切り替わる区切りの時間)、ずるずると仕事をしてしまい、17時過ぎにお迎えに向かっていました。
夕方でもまだ日が高い時期なので、家に着いても外で遊びたい子どもたち。
「早く入りなさい!」「もう閉めるよ!5、4、3、2、1!」と怒り、やっと玄関に入ってきた後も私のイライラは収まらず、しばらくぐちぐちと小言を言っていました。
まだ年少・年長の子どもたち。お風呂にだってなかなか入りません。
お風呂の後にも、まだご飯ができていないのに「お腹すいたー!」と何か食べ物を探し始め、結局簡素なご飯に。
まだ仕事の作業が残っていて、一刻も早く残りを進めたい私は、早く寝かしつけ準備までを終わらせたいと必死でした。
早く家事を進めたい私に対し、思い通りにならないこのお迎えからご飯を食べ始めるまでの一連の流れとこの時間がすごくストレスでした。
いつも子どもにイライラしてしまっていました。本当は優しいママでいたいのに・・・
このままの生活を続けられるか?と不安になる
当時、1日の稼働時間は10時間を超え、常に肩こりに悩まされていました。
その頃の24時間はこんな感じです。濃いピンクが仕事時間です。
肩こりがひどいので整体に通いたいと思っても、その隙間時間さえありません。
普段の日だって、子どもが平日に熱を出せばその日の予定どころかそこから数日の予定が狂います。
そうなると、削るのは自分の睡眠時間か、家族時間。
主人が単身赴任中で家にいない我が家では、土日に仕事をしようと思ったら、Youtubeを見せながら作業時間を確保するしかありませんでした。
「本当は一緒に遊んであげたいのに、またYoutubeばかり見せてしまった」という罪悪感を抱えていました。
こんな時間の自転車操業みたいな毎日、私は続けられるのだろうか?と思い始めました。
愛する我が子との時間を大切にしたい。今しかできない経験をさせてあげたい。母の愛情をたっぷりと伝えたい。
そう思って正社員を手放し、起業の道を進んだのに、全然違う方向へ進んでいることに気がつきました。
そして2023年初秋、私はビジネスを見直す覚悟を決めました。
自己流+無料プレゼントなどの情報だけでやってきたけど、それではめちゃくちゃ時間かかるのでは?と思い、私にとっては大きなお金でしたが、新たな学びへ投資しました。
主婦ママ起業のビジネス見直し初期にやったこと
2023年9月、私は初めてコンサルタントの先生の元でお世話になることを決めました。それまでにも講座で接点があった先生で、かつ、私が叶えたい未来を叶えている先生です。
私は、ひとり起業家である前提として、地方に住む普通のママです。なので、オンラインビジネスをしていて、ママである方から学ぼうと決めました。
オンライン秘書の仕事も続けていましたが、私は、それまでに講座として開催していたフリーランスママをサポートするビジネスに力を入れたいと感じるようになっていました。
まずは、コンサルに出る時間を作る
既に稼働時間でパンパンだった私ですが、週1回のグループコンサルの時間を何より最優先に入れることにしました。
隙あらばパソコンに張り付いて仕事をしていた私。でも、自分のためにも時間を使うように心がけていきました。
そしてそのグループコンサルに出るためには、質問を用意しなければなりません。でも質問は、ビジネス行動しないと何も生まれないということもわかりました。
私は先生の動画教材を観ながら、まず自分が起業を選んだ理由や、どんな未来を叶えたいのかを考えてみることにしました。
そして、ビジネスはお客様のためのものであるということを知りました。
「まずは多くのお客様と触れてきてください。」というアドバイスをいただき、私は自分の公式LINEを登録してくださっている方に、「無料相談させてください」とお願いをすることにしました。
結果、11名の方が貴重な時間を使って無料相談に来てくださり、今抱えているお悩みや叶えたい未来を知ることができました。
その中で、私ができることでお役に立つには、どんな形と内容でサービスを提供するのが良いのだろうか?を考えはじめました。
家族でアメリカに行くために1ヶ月休む
その1ヶ月後に、子どもたちと私でアメリカに行く予定を控えていました。単身赴任中の主人の滞在先がアメリカだったのです。
この期間、保育園もないし、家族で旅行も予定しており、仕事に使える時間は激減するため、新規のお仕事はお断りをしていました。
断ったら次はないかもしれないという不安も若干ありましたが、お受けしないと決めていました。
継続でお仕事させていただいている先にも事情を説明し、リモートで対応させていただいたりお休みをいただいたりしました。
結果的に最低限のお仕事のみになったので、この頃から、自分のビジネスについて向き合う時間を増やせるようになっていきました。
主婦ママ起業のビジネス見直し中期にやったこと
アメリカから帰国後、子どもたちは保育園へ通い、いつもの日常に戻りました。
でも渡米前と変わったのは、私の時間の使い方です。
それまでやることでパンパンでしたが、いくつかの仕事を手放したことで、私には時間ができました。
アメリカへ行くという理由で手放しやすかったこともありますが、自分の中で「残したい仕事」と「そうではない仕事」を振り分けることができたのはよかったことでした。
その時間で、私は自分のビジネスのことを考える時間ができました。
自分のビジネスと向き合う
私はどんな人をお客様にしたくて、どんなお客様のお役に立ちたいのだろう?と考えました。
さらに、そのお客様にどんなことができて、どんなサービスだったら喜んでもらえるだろう?と考えました。
それまで、ご紹介でご縁をつないでいただいたり、目の前の案件に飛びつくばかりだったので、自分のビジネスについて考えるという時間をあまり持ったことがありませんでした。
自分なりにサービスを考え、リリースもしてみました。数人の方が、興味を持って詳細を聞きにきてくださいました。
でも、誰一人として買ってくださる方はいませんでした。
落ち込みました。
ドキドキしながらリリースし、精一杯がんばったつもりでした。
でも今なら、なぜ売れなかったのかがわかります。
私は、自信を持って自分のサービスをおすすめすることができていませんでした。
誰に届けたいのかが曖昧だったし、そのサービスを買うことでどんな未来が訪れるのか、明確にできていませんでした。
コンサルの先生やビジネス仲間の前で、気持ちが溢れてしまい大泣きしました(笑)
凹み期からの復活
誰も私のサービスを買ってくれる人なんて現れないんじゃないかな。
もう辞めてしまって、何も考えず言われたことをする仕事になりたいな。なんてことまで一瞬考えました。
正直、凹んでいました(笑)
でも、そこが私の転機でした。
もう一度、お客様目線でのサービス作りを徹底的に考えたのです。
自分の使える稼働時間のほとんどを、サービスについて考える時間やお客様の声を徹底的に見直す時間に使いました。
無料セミナーを開催し、お客様にも触れにいきました。
起業している知人に連絡し、現状のお悩みや、私が出そうとしているサービスへの感想をたくさん聞かせていただきました。(感謝!)
お客様目線をもう一度徹底的に思い出し、お客様はどんなことに悩んでいるのかを考えました。
その結果、届けたい人が明確になり、自分の中から出てくる言葉が変わるようになりました。
同時に、私がなりたかったのは時間の切り売りで疲弊しながら働くママじゃなく、自分の価値・サービスの価値で働きたかったと理想も明確になりました。
そして、そんな想いのママ起業家さんのお役に立ちたい!
主婦ママ起業のビジネス見直し後期にやったこと
すると、自然とお客様が私のサービスに来てくれるようになったのです。
私がお役に立ちたいと心から思う素敵な方ばかりでした。しかも、お会いしたことない全国からお客様が来てくださいました。
自分時間は確保したまま売上が増える
この時期になっても、自分の時間やビジネスのための時間は確保することができていました。
見直し初期は、週に1時間コンサルに出るための時間を確保するので精一杯でしたが、その後、少しでもパソコンから離れるためにジムに申し込んだり、好きなことにも時間を使うようにしました。
1日のうち、自分のために使える時間が限られている私たちママ。24時間すべてを自由に使えるわけではありません。
限られた時間内に、自分の時間もうまく持ちながら、お客様のお仕事をしたり自分のビジネスについて考える時間をうまく持てる習慣ができていました。
それに加え、半年前に比べ、肩こりはかなり軽減されましたし、子どもにイライラすることも減りました。これは私の中で大きな変化でした。
体調がいいと、心も軽い!
ある日、最近の売上を確認する機会がありました。すると、会社員時代の収入を超えていました。
これまでにも、会社員時代の収入を超えたことはあります。
やることに追われて多忙を極めていた数ヶ月前も、過去最高月商は達成しましたが、同じく過去最高稼働時間くらい働いていました。
その頃に比べ、自分時間を持ちながら、子どもとの時間も楽しみ、素敵なお客様とのお仕事で収入を得られるようになっていました。
本気でビジネスに向き合うと感情が揺れ動く
この半年間の期間は、私のそれまでの起業ライフの中で最も感情が揺れ動いた期間でした。
30代になってから、コロナ禍の「おうちで働く」ママ起業ブームの中で起業し、自分もなんとかなるだろうという心持ちで起業しました。
発信していればお客様が来るだろうし、お客様が来てそのうち軌道にのるだろうと思っていたのです。
でも実際は、なんとかなるだろうは甘い世界だったと知りました。
うまくいっているように見える人も、陰ですごく努力をしていたり、もしくは、うまくいってそうに見えて実はそんなことないということも知りました。
そして、自分の感情が大きく揺れ動くことを体感し、ビジネスは淡々とはやれないものだということを知りました。
こんなに仕事に対して一喜一憂しながら感情が動いたことはこれまでありません。でも、これがビジネスをする楽しいところだなと感じます。
主婦ママ起業した私が、主婦ママ起業家に届けたいもの
今の私のミッションは、「過去の私と同じようにやることに追われ家族時間も自分時間も大切にできていない方」をサポートすることです。
やることに追われる毎日は、自分が気づかないうちにストレスを溜めます。
私であれば、こんな状況になっていました。
- いつも仕事のことが頭から離れず、休日もパソコンに向かってしまう
- 肩こりがひどく、夜すぐに寝付けない
- 思い通りのスケジュールで進まないと、子どもにイライラする
- 常に見えない不安と焦りを感じている
多くの方が、やることに追われたくて起業したわけではないはずです。
子どもとの時間、家族との時間を穏やかに楽しく過ごしたいと思っているし、自分の好きなことをしてリフレッシュする時間も欲しいと思っています。
何より、笑顔で働く自分でいたいと願っています。
そんなフリーランスママさんが、安心して、満たされて、心地よく毎日を過ごしていけるお手伝いができるように、これからも活動していきたいと思います。