こんにちは!心地よく働きたい主婦ママ起業家のビジネスコンサル、小田未紗です。
タスクと時間に追われる毎日から卒業したい方のサポートをしています。
Webデザインスクールを卒業して1年以上が経ちました。ちょうど2年前の今頃、独学からスクールへ学び方を変えた時期です。(2024年3月現在)
Webデザインを学んだ私ですが、本業バリバリのWebデザイナーです!という働き方はしていません。
せっかく学んだのに?じゃあ何してるの?
そう思いますよね。でも私は、本業バリバリのWebデザイナーではないけれど、Webデザインを学んで身につけたスキルはバリバリに使っています。
それに、Webデザインを学んだからといって、Webデザイナーになる必要もないと思っています。
どういうお仕事をしているのか含めてご紹介しますね。
こんな方におすすめ
- Webデザインを学んだが、Webデザインを突き詰めるのが苦手だと感じる人
- Webデザインを学びながら「自分には向いていない」とちょっと後ろ向きになっている人
- 売れないのは、自分のスキル不足だと感じている人
- Webデザイナー以外の働き方にも興味がある人
Webデザイナーになるしか道はないの?
「Webデザインを学んだらWebデザイナーにならなくちゃいけない」
これから学ぼうとされている方、学んでいる方の中には、こう思っている方いませんか?わたしもそうでした。
ならなくちゃいけないというか、なろうと思って一生懸命学んでいました。
スクールで学んでいる途中、卒業生全員がWebデザイナーになっているのか気になって、卒業後Webデザインに関わっている人の割合はどれくらいですか?と聞いたことがあります。
そこで返ってきた数字は思っていたより低い数字。学んだ人は全員Webデザイナーになるんでしょと思っていたので驚きでした。
そんな時、スクールを卒業した主婦ママさんに在学中や卒業後の働き方についてインタビューする会がありました。すると、その方はSNS運用などに携わっているとのこと。
スクールを卒業してから、Webデザイナーという肩書きではなくても活躍している人・働き方に初めて触れたのです!Webデザイナーにならなくても活躍できるということを知りました。
Webデザインを学んでいたからできること
わたしはスクール卒業後、フリーランスとしていろいろなお仕事をさせてもらっています。
これまでの社会人経験で培った事務スキルを使って、バックオフィス業務をお手伝いすることもあるのですが、パソコン作業でも会社員時代と違うのは「クリエイティブ」な仕事や「デザインを使った」仕事ができていることです。
例えば次のようなお仕事をしています。
Webサイト管理
クライアントさんの既存のホームページの管理をしています。
主に、WordPressを使った記事の投稿やアカウント管理が日々の仕事です。
でも、レイアウトを変えたいとか、使い勝手をもっと良くしたいというご要望にも応えられています。
記事投稿くらいだったら、マニュアルがあればできたかもしれませんが、html/cssを使ってのデザイン変更は、間違いなくわたしの場合はWebデザインを学んでいないとできませんでした。
チラシやバナー制作
デザイン制作を単体でお仕事をいただくこともありますが、他のお仕事に付随して依頼されることもあります。
例えば、クライアントさんがイベントを企画しようとしていたとしたら、イベントに関する事務作業をお手伝いしている中で、宣伝用のチラシが必要だと気づくこともあります。
そこで外注することなく、自分で作れちゃうのです。外注であれば仕様など詳しくお伝えしなければなりませんが、自分がわかっているのでその手間を省くことができます。
バナーも必要だとなれば、自分で色やフォントを合わせて作成することができます。
スライドを整える
PowerPointやGoogleスライドの体裁を整えてほしいというご依頼にも対応できます。
大きな業者に外注するほどじゃないんだけど、なんとなく見栄えも良くしたいし聞いている人にわかりやすいスライドにしたい。
そう思っているクライアントさんのご要望にも「デザインの四原則」を使えばいい感じのスライドに作り替えることができます。
SNS運用
インスタグラムの運用代行のお仕事もあります。
IllustratorやPhotoshopが使えるので、写真の加工や文字入れが必要になっても問題なく対応できます。
簡単な作業だったら、Canvaを使ってしまうのもありです。Canvaを使って作業するのも、先ほど述べた「デザインの四原則」を知っている人が作ったデザインと知らない人が作ったデザインだと全然違ってきます。
クライアントさんにもメリットがある
Webデザインができる人にはいろいろな需要がありそうだと感じていただけましたでしょうか?
仕事を受けるわたしたち側にも、いろいろなことができるというメリットがありますが、仕事を頼むクライアントさん側にも、実はメリットがあります。
それは間違いなく、
ワンストップで仕事をお願いできる
ということです!
1人の担当者に依頼すれば、あれもこれも対応してくれて、しかも見栄えがよく使いやすいものに仕上がっている。これって最高じゃないですか?
担当者が複数いればそれだけ指示を出す回数や時間も増えます。
また、複数の業者に依頼していたらそれだけ請求書やお金の管理も煩雑になります。
デザインもできて他のこともできるという人に依頼する方がクライアントさんにもメリットが大きいのです!
主婦ママ起業家はWebデザイナーにこだわる必要はない
在学中から卒業後しばらくは、私は「Webデザイナー」という肩書きの名刺を使っていました。でも、いただくお仕事はWebデザインに限ったことではありません。
なのでその後は、Webデザインと事務スキルを掛け合わせたオンライン秘書と名乗っていました。
もちろん、Webデザイナーとしての仕事もありました。先ほど述べたように、Webデザインを学んでいたからこそできる仕事も多くあります。
今、Webデザインを学びながら「自分には向いていない」とちょっと後ろ向きになっている人がいたとしたら、Webデザインを使ったお仕事はたくさんあるよ!とお伝えしたいです。
Webデザインの仕事だけを探さなくても、他のことをしていたら自然とWebデザインスキルを必要とされる仕事が生まれてくることもあります。
もしかすると、教える方が得意な方もいるかもしれません。何年もデザイン畑で仕事をしてきている声がかけづらいような大先輩よりも、自分と近い立場や近いスキルを持ったあなたから学びたいと思う人はいるはずです。
売れない原因はデザインスキル不足ではない
また、卒業後に「Webデザインを仕事にしたいけどなかなか繋がらない」と思っている方がいたとしたら、今あるスキルでできることを探してみてほしいと思います。
デザインスキルが足りないから仕事に繋がらない、売れない、反応がないと思っていらっしゃる方もいますが、実際はそうではないかもしれません。足りないのはデザインスキルではなく、誰に届けたいのか、どんなサービスなのか、明確になっていない可能性の方が高いです。
主婦ママ起業家は今持っているスキルに目を向ける
せっかく高いお金や長い時間を投資して学んだのだから、絶対にデザイナーにならなくちゃいけないと思っていました。
せっかく高いお金や長い時間を投資して学んだのだから、絶対に仕事にしなくちゃいけない。
そう考えると、だんだんとしんどくなってしまいます。Webデザイナーになることが目的ではなかったですよね。
きっとその先に、子どものそばで仕事がしたいとか、同僚に気を遣いながら有給を取る生活をやめたいと思って学び始めた方も多いと思います。私もそうでした。
だとしたら、なおさら、自分の好きな仕事、お客様に喜ばれる仕事で生きて行った方が目的を達成できると思いませんか?
Webデザインを学んだ結果、その目的への道がWebデザイナーだったのか、それ以外の道だったのかというだけです。
自分の働き方は柔軟に。Webデザインを学んだことは必ずどこかで生きてきます。
今持っているスキルが必要とされる道を考えてみてくださいね。道はひとつではありません。
それでもやっぱり、自分が今持っているスキルで起業したいのだけど、うまくいかない。という場合は、ぜひ無料相談でお話を聞かせてくださいね*