ある日曜日、グループコーチングの講座に行ってきました。休日に子どもたちを預けて出かけるなんて、最近はしていなかったこと。それでもコーチングに興味があり、参加してみました。結果、多くの気づきと学びがあり休日ちょっと頑張って預けて参加してよかった!
今回は、子育てにもビジネスにも使える「承認」についての学びをシェアします。
コーチングってなに?
コーチングという言葉を聞いたことがありますか?コーチングとは、関わりや声かけによって、相手が元々持っている力を引き出すことを指します。(今回教わった先生のお言葉をお借りしています。他の言い方で表現している方もいらっしゃいます。)
関わりや声かけと言われても、ピンとこないですよね。ここで具体例をご紹介します。例えば、朝仕事に遅れそうなとき、上司に「遅れそうです」と連絡をあなたはしました。その時、上司から次の言葉が返ってきました。
「なぜですか?とにかく早く来てください。」
ただでさえ焦っているのに、会社に着いた途端に怒られるかも・・と思ってさらに焦りますよね。結果、あなたはギリギリ仕事に間に合ったとしても、その日の仕事ぶりはどうでしょう?何かやらかしてこれ以上怒られないように、びくびくしながら仕事をしたりして、いつも通りのパフォーマンスが発揮できないのではないでしょうか?
また別の日、同じように朝遅刻しそうになり、また上司に連絡をしたとします。その時には、以下の言葉返ってきました。
「大丈夫ですよ。気をつけて来てくださいね」
そしてあなたは先ほどの時と同様にギリギリセーフで間に合ったとします。この日はいつも通り、もしくはいつも以上に張り切って仕事ができそうではないでしょうか?
このように、上司の声かけひとつで、その日のあなた仕事ぶりは全然違うものになるのです!声かけひとつで気持ちやパフォーマンスが変わるなんて、おもしろいですよね。
承認とは
コーチングには「承認」という技法があります。自分や相手の存在を認めることです。なんだか難しそうに聞こえますが、実は日常生活で自然としていることも多くあります。
例えば「ありがとう」という言葉。何かしてもらったら「ありがとう」と自然に言っていることも多いのではないでしょうか。これも承認のひとつです。他にも、相手の話を聞く時に「うん、うん」とうなずきながら話を聞いたり、目があったらほほえんだりするのも承認です。
仕事で承認するとき
実は、相手に「任せる」というのも承認のひとつです。仕事を頼まれた時に「あなただから任せたい」とか「あなたならできると思って」と言われると、急にやる気が出て頑張れたりしませんか?わたしは昔からそのタイプです。頼られると余計にがんばれちゃうタイプ。
相手を信じて任せるというのも大事な承認のひとつなんですね。これって、ビジネスだけでなく子育てにも使えそう!
子育てで承認するとき
子どもが何か新しいことを始めようか迷っているとき「あなたならできるよ」「ママは応援してるよ」と背中を押してあげることも大切なこと。その一言で、子どもは子どもは思わぬ力を発揮できるかもしれません。いつも子どもを認めてあげられるママでいたいですね。
フリーランスママが勇気づけられた言葉
まだまだわたしもコーチングを知りはじめたばかり。今日聞いた先生のお話の中で、勇気をもらった言葉をシェアします。
背伸びをしてみよう。届かなくてもそのうち届く
コーチングには「強みを強化して、弱みを自然消滅させる」という考え方があります。誰にでも、苦手なことはあります。ある勉強法で、割り算が苦手な場合には掛け算を繰り返すという方法があるそうです。また、参考書を読んでいて苦手な章があったら、とにかく飛ばして次に進み、参考書全体を読んでみるという考え方もあります。苦手分野は最低限の点数が取れたらよくて、他の分野でカバーできれば全体としてはOKなのです。
苦手なことはいつのまにかできていたらいい、気づいたらできるようになっていた、最終的に目指しているものが手に入ればいい、この考えで苦手意識はすごく楽になります。
「背伸びをしてみよう、背伸びをして届かないものは届かない、そのうち届くようになる。」子育てしながら新しいことを始めようとすると、どうしても時間が足りなかったり、やろうとしていることが力不足でできなかったり、いろいろな壁にぶつかります。でも、今できないことがあっても焦る必要はありません。今の頑張りが、いつか力になっています。
お風呂入りなさい!に変わる言葉は?
子どもに早くお風呂に入ってほしいとき、あなたは何と言っていますか?子どもに宿題をしてほしいとき、何と声をかけていますか?「○○しなさい!」と声かけしていることが多くないでしょうか?わたしもそうです。
でも実は、この命令は「否定」になってしまいます。「承認」の反対の行動です。では、どう言い換えたらいいのかというと・・・
「お風呂入ろっか!」「そろそろ宿題しない?」
このように「提案」してみるといいのです。わたしも日々ついつい「命令」しています。「保育園行くよ!早く車に乗って!」「早くご飯食べて!」・・・毎日言ってしまってます。これは今日から言い換えよう!
今日からできること
子どもが自分で牛乳を注ぎたいとき、高確率でこぼします。「も〜なんで〜」と言うのではなく「こぼれたね、どうする?」「こぼれたね、拭こうね」とこれから声かけしていこうと思いました。
まずは身の回りの方1人に対して「承認」する練習をしていくことから始めてみませんか?
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今回受けたコーチンググループセッションの先生は、Mind-upのまえふみさんです。
https://ehime-coach.com/
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