会社員からフリーランスになって子どもとの接し方は変わった?
現在は、デジハリ松山の在校生でありながら、業務委託や個人のお仕事をいただき、フリーランスとして働いています。
会社員時代はとにかく時間に追われて、子どもに当たってしまうこともしばしば…。朝のバタバタ、夜のバタバタは日常。子どもたちを保育園に送り届けた後や、夜に寝顔を見ては反省する日々。自己嫌悪で泣きながら運転して会社へ向かったこともあります。
そんなわたしも、働き方を変えて良い方向に変わってきたなと思うことがあります。大きく言うと次の3つです。
- 朝のイライラが減った
- 子どもを病院に連れて行きやすくなった
- 子どもの休みたい気持ちに寄り添えるようになった
まず、1つ目のイライラが減ったことについて。
家を出るタイムリミットがある会社員時代
保育園から会社まで、車で片道約30分。時短勤務なものの始業時間はあるため、それに間に合うようにするのに毎日必死。子どもたちは自分の身支度を自分でできる年齢ではないし(当時3歳2歳)、保育園の連絡ノートや検温、自分の身支度…帰宅してからのことを考えたら朝ごはんの片付けは最低限しておきたいし、出かける前にぐずるなんてことは日常茶飯事。靴履いてから「ママ、トイレ〜」なんてことも。
すると必然的にイライラしてくるわけです。
「も〜なんで散らかすの」「テレビやめて〜」「ほら!行くよ」
ひとっつも言うことなんて聞いてくれませんよね。毎朝響き渡るわたしの怒鳴り声。
朝の出社時間に追われなくなった
会社員を辞めてから、用事がある日はあるものの、基本的には自分次第のスケジュール。自分の中で「この時間に行こう」と決めてはいるものの、多少ぐずって遅くなっても誰にも迷惑はかけません。
部屋の中がぐっちゃぐちゃだったり、洗濯物が干し終わってなくてもまた家に帰ってこれる。
このおかげで、気持ちがぐんと楽になり、イライラする頻度が減りました。
次に、2つ目の子どもの病院に行きやすくなったことについて。
激混みの夕方に予約するしかない会社員時代
朝ちょっと体調が悪いかもな〜と思ったり、そろそろ鼻水の薬がなくなるな〜と思っても、もちろん朝には病院に行けません。行けないことはないけど、会社に謝りながら電話したり、有給の残り時間を計算したり、そもそも出社まで時間が迫っているので考える時間もあまりない。
なので、夕方病院を予約することになるのですが、1時間有給を使って帰ろうと計算しても、予約時間が合わなかったり、予約が取りづらく遅い時間になったり。
時間管理が難しいだけでなく、働いて→お迎えに行って→病院に行って→診察して、薬局で薬を受け取って→帰宅して、いつも通りの家事育児スタート。もうママはヘトヘトです。
少し早い時間や朝のうちに病院に行くこともできるようになった
今は、混み合う時間の少し前に病院に連れて行ったり、帰ってから疲れているのを予想して先に晩ご飯の準備をしてからお迎えに行ったり調整ができるようになりました。
風邪の時期だと病院通いはしょっちゅう、うちの子はアトピー肌なので定期的に皮膚科にも行っているので、病院ストレスが減ったことは大きいです。
そして最後の子どもの休みたい気持ちに寄り添えるようになったことについて。
何がなんでも保育園へ連れてっていた会社員時代
「今日お休みしたい」
子どもだってそんな気分になることもあります。前の日に微熱っぽくて「明日お休みかもね」なんて言ってしまった日には、次の日はもう本人はお休みする気満々。
先ほど述べた病院の時のように、会社員ママにとって、朝の急なお休みにはいろいろな調整が必要です。熱がない限りはできるだけ保育園へ行ってほしい。
「今日はママとお休みしよっか」と言えるようになった
先日「今日はお休みしたい」とむすめが言い出しました。前の日少しだけ微熱っぽくて本人は休む気だった模様。結局熱は出ず、今は何事もなく元気なのに。以前のわたしだったら、お菓子で釣ってでも連れて行っていましたが、今のわたしは「お休みしよっか」と声をかけることができます。
勉強や仕事をしている間は、一緒に並んで塗り絵をしてもらったり、好きなアニメを観ていてもらったり。元気なので歩いてスーパーに行っておやつを買ったりして、休日とは違うちょっと特別な時間を味わいました。
フリーランスになってからの方が優しく接することができるようになった
これだけが原因ではないと思いますが、働き方を変えたことが、子どもへの接し方が変わった理由の一つであることは間違いありません。
働き方を変えたいと思った理由の一つに「大事な子どもたちとの関わりを変えたい」と思ったこともあります。イライラママからにこにこママへ。少しずつ近づけているように感じています。