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フリーランス・働き方

ご紹介でビジネス回ってます!そんなフリーランスにWeb集客は必要?

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こんにちは!

あなたはお客様とどのように出会っていますか?
SNSやホームページでお問い合わせがくる、自分から声かけをしている、ご紹介いただいて仕事がくる、などいろいろな形があると思います。

「私はデザイナーだけど、ご紹介で今後案件を受けていきたいです。」
「自分のお仕事はご紹介で十分成り立っています。」
そんな風に思っている方も、中にはきっといらっしゃると思います。

でも、紹介案件にも実は落とし穴があります。

紹介案件で苦い思いをしたことがあるとか、紹介案件しか受けたことがない方にぜひ読んでみてほしいです。

フリーランスの紹介案件の落とし穴

まず前提として、ご紹介でビジネスが回っていくのは素晴らしいことです。
あなたのサービスを利用してくれた方が、他の人にもおすすめしたいと思ってご紹介してくださるわけなので、それだけあなたが目の前のお客様を大切にできたということです。

今の時代は口コミやシェアがあって集客が回っていく時代なので、おすすめしたくなるサービスが提供できているということですね。

紹介してくださった方はあなたに対する信頼度が100%なので、別の方にご紹介してくださるということです。

でも紹介案件の落とし穴は、まさにここにあります

その信頼関係は、あなたとお客様の間のものであって、紹介された方とあなたにはまだ信頼関係がないことです。

あなたを紹介された別の方は、あなたのことを知りません。
あなたがどんな人なのか?どんな想いでサービスを提供しているのか?
つまり、その方とあなたとの間の信頼関係はまだ0(ゼロ)なんです。

最初のお客様を仮にAさんだとします。Aさんが紹介してくださったお客様をBさんだとします。
AさんとBさんは、ビジネスパートナーかもしれないし、長年の友人かもしれません。そこには信頼関係が生まれています。

でも、あなたとBさんの間にはどうでしょう?
はじめましてでまだお互いへの信頼関係はありません。
「あなただからお願いしたい」という気持ちより「あなたがやってくれる(できる)と聞いたから」という考えであなたに依頼してくれていることがほとんどです。

しかも、Bさんが、あなたにとって大切にしたいお客様かどうかもわかりません。
もしかすると、なんだか相性が合わない方かもしれないし、お仕事を進めていく中で意見の不一致が起こる可能性もあります。

でもそんな時、あなたはお断りがしにくいと思います。

なぜなら、あなたとAさんの間には信頼関係があるからです。
「せっかくのAさんのご紹介だから・・・」と無理難題も受けてしまうかもしれません。嫌だと思っている感情を誰にも言えず抱えてしまい、だんだん辛くなってくるかもしれません。

苦しい案件になってしまって、何のためにフリーランスになったんだろう?と思うことがあるかもしれませんね。

過去お断りできない案件があった

わたしにも、そんな苦い経験があります。

信頼している方からのご紹介で案件をいただいたことがあります。当時駆け出しフリーランスの自分にとって新規のお客様はありがたい存在です。

でも、その新規の方のお話をお伺いしているうちに、「どうもわたしの方向性と違っているな・・?」と感じることがありました。でもそこでお断りできず引っ掛かるのは「信頼できるあの人からの紹介だから」という部分です。

「お断りしたらあの人の顔に泥を塗るんじゃないか」
「もうあの人からお仕事は紹介してもらえないかもしれない」
そんな考えも頭の中をぐるぐるとしていました。

結果的には、納品を終え今はお取引はないのですが、納品までの間はずっと心がもやもやしていました。

紹介が問題ないフリーランスもいる

紹介案件でも全く問題ない方もいます。

それは、例えば店舗サービスなど誰に対しても同じサービスを提供している場合。
エステサロンの施術などであれば、メニューから選択してもらうので提供の形がわかりやすいですね。

また、自分でお客様を選べる力のあるフリーランスの方も問題ないです。
紹介されたお客様とお話し、自分のサービスでその方を幸せにできるのか、満足させられるのか、その判断基準が明確で場数を踏んできている方なら、ご紹介案件の中から自分に合うお客様かどうかを見極められます。ただ、残念ながら駆け出しフリーランスさんには難しいです。

紹介を受ける基準を作る

とはいえ、紹介案件を全部お断りしましょうというお話ではありません。

せっかくご紹介いただいたご縁も大切にしていきたいですよね。
そんな場合には、自分の中でお受けする基準を作りましょう。

例えばわたしであれば、次のようなことを心がけています。
・わたしのことをよく考えてくれている方からのご紹介案件は受ける
・自分も気になっていた方のご紹介案件は受ける
・初めての方の場合は、直接紹介ではなくわたしのSNSやホームページを紹介してもらう

お繋ぎいただく中には、その方がわたしに合うかどうか考えてから紹介してくださる方もいらっしゃいます。また、どこかで繋がっていて、わたしも相手もお互い気になる存在だったという場合もあります。
これらの場合は、喜んでお受けします。

そうでなく、本当に今出会って今紹介されて…みたいな場合には、直接繋いでいただくのではなく、まずは自分のことを知っていただくツールのご紹介をお願いしています。

そこで少しでもわたしの発信や想いに触れた上で興味を持ってくださった方が、お相手にとっても今後進めやすいし、期待していたサービスと違った、となってしまうことが少ないからです。

無形サービスこそ集客導線を整えよう

わたしはオンライン秘書やWebデザイナーとしても活動していますが、それぞれのお客様に合わせたサービスを提供しています。

デザイナーさんだったら「こんなデザイン作れますか?」と聞かれるより「あなたのデザインだからお願いしたいんです!」と言われる方が嬉しいですよね。

オンライン秘書だったら「誰でもいいから手伝ってほしい」と言われるより「きめ細やかな配慮ができるあなただから手伝ってほしい」と言われる方がやる気が出ますよね。

自分もお客様も苦しくならないためにも、「あなただから」で選んでいただくことが大切になります。
もちろんあなたにもお客様を選ぶ権利があります。

じゃあどうやって理想のお客様と出会えるのか?

それに有効なのがWeb上での集客導線を整えることです。
「わたしはこんな人で、こんなサービスをしていて、こんなお客様とお仕事をしています。」
それをWeb上でお伝えしていくことで、あなただからお願いしたいと言ってくれるお客様とお仕事ができる可能性が広がります。

あなたの想いを発信できる場所はありますか?
ない!と思った方は、今後意識してみてくださいね。

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