かけてもらった言葉は信じる
「あなたって○○だよね」「あなたって○○な素質があるよね」
「あなたって○○ところが良いよね」「あなたって○○に向いてそう」
そう言われたことってありませんか?
わたしもあります。
そんな時、何て返事をしていますか?
あなたって○○だよね
例えば「あなたってリーダーシップがあるよね」と言われたとします。
でも、自分はリーダーなんてしたこともないし、自分ではそんな風に思ったことは一度もないと思っているとします。
「そんなわけない」と思って過ごすと、これまでと何も変わらない毎日のまま。
でも「そうかもしれない。わたしってリーダーシップがあるのかも!」と思って過ごすと、
「あれ?これってリーダーみたいな動き方をしているかも!」と新たな自分を発見できるかもしれません。
周りの人にかけてもらった言葉を信じる。
こうすることで、自分の可能性が広がると思いませんか?
自分を肯定する
自分自身や自分に関する人やものを褒められたとき、あなたはどう返事をしていますか?
「そんなことないよ」「あなたの方が○○だよ」
こんな否定の言葉を返していませんか?
褒められた時にそれを認めるって、ちょっと恥ずかしいですよね。
最近思うのは、自己肯定感が高い方ほど、褒め言葉を素直に受け入れています。
「私もそう思うんだ〜」なんて返さなくても大丈夫。
「ありがとう」
この一言だけでいいんです。
褒め言葉は自分へのプレゼントだと思って、相手の気持ちを素直に受け入れます。
そうすると、自分でも自分のことを認めてあげられて、自己肯定感もアップします。
褒めを受け入れられない日本人
ここからは余談。
実はわたし、大学では英語コミュニケーション論を専攻していました。
卒論のテーマは「褒め言葉をかけられた時の、日英の差」。
つまり、褒め言葉を素直に受け入れられない日本人と、素直に受け入れる英語圏の人たち。
日本人は謙遜が美徳とされている文化があるので、なかなか素直に受け入れられないし、
例えば何か賞を受賞したとしても
「支えてくださった皆様のおかげです」
という言葉が出てくることが多いです。
反対に、英語圏の人たちは
「とても努力した結果です」
というように、自分を認めるコメントをよくします。
もう、10年前くらいの卒論なので国をもっと分けて考えたかどうかは記憶がないのですが…笑
周りの方への感謝の気持ちを持っているのはとても素敵なことなので、
感謝の気持ちを持ちつつ、自分のことも認めてあげる、
そんな言葉を返していけたら素敵だなと思います。
誰にかけられた言葉かは重要
「あなたって○○だよね」
わたしは、初対面だったりお互いをよく知らない人にこういう言葉をかけられるのが苦手です。
そういう場合って、だいたいネガティブなワードだったりしますよね。
仲良くなってきた間柄や、近しい人からの〇〇って、ポジティブワードなことが多いです。
だから、全部の言葉を信じて凹んだりするんじゃなくて、自分のことをよく知ってくれている人からの言葉を信じるようにしていきたいです。